ご覧いただきありがとうございます。
グラフィックデザイン・DTPコースを担当している原です。
今回は、以下のような方々に向けて、AIを使ってどこまでプロフェッショナルなイラストを作成できるかを試してみました。
✓Webデザイナーでありながら画像生成AIの知識がほとんどない方
✓プログラミングなどの特別なITスキルを持っていない方
✓簡単にAIを活用して高品質な画像・イラストを作りたい方
どうぞお楽しみください。
■ Leonardo.AI でイラスト作成に挑戦
画像生成AIのサービスは、最近多くの種類が登場しています。
例えば、有名なものでは以下があります。
・Midjourney(ミッドジャーニー)
・Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)
・Novel AI(ノベルAI)
・Dall-E 2(ダリツー)
・Leonardo.Ai(レオナルドAI)
これらのサービスをいくつか試してみた結果、以下の3つのポイントが重要だと感じました。
①無料プランで使いやすさを判断できること
②操作が簡単で、高クオリティな画像が作れること
③上手い人の作り方を参照できること
そして、特にITスキルがない私でも使いこなせるサービスとして、今回は「Leonardo.Ai」を簡単に解説していきますね。
早速、 Leonardo. Ai にログインしてみましょう!
すると Leonardo.Ai のトップページ(↓の画像)が表示されます。

▲トップページから下にスクロールし、好みの画像を選びます。
気に入った画像をクリックすると、下記のような画像の詳細を見ることができます。

▲英語ばかりで「ウッ…」となってしまいそうですが、画面中央右にある「Remix」をクリック。
そうするとなんと4つもの画像を1分もかからずに生成してくました^^♪

▲簡単な操作で、ハイクォリティな画像が生成されました。
■では、『イラストならどんな感じのクォリティ』になるのでしょう?
ちょっとだけ要求度を上げて、好きな作品のテイストをそのままに、「作りたい画像」を生成してもらいます。
選んだイラストは、「キュートな猫ちゃん」。

この猫ちゃんのテイストで、他のバージョンを生成してもらうと、こんな感じです。

▲めっちゃ、いい感じの猫ちゃんたちが揃いました^^
しかも生成されるまで20秒です!
ここまで作ってくると、デザイナーとしてもうれしくなっちゃいますよね!
■では、このキュート猫ちゃんを「ロボット風の猫ちゃん」にしてもらいましょう!
そうなると、ちょっとだけ難易度が高くなりますが、やってみましょう!

上の枠の中に記載されている英語「cute cat travel logo」をプロンプトといいます。
ここが、画像を生成するための「呪文」とか「指示文」といわれる部分になっていて画像がつくられています。

▲この例では、『キュートな猫ではなく、この絵柄のまま“ロボットの猫”を作りたい』という発想で、プロンプトを編集しています。したがって、元の「cute cat」を「robot cat」に変えています。
変更後、生成した画像がこちらです。

▲「キュートな猫」ではなく、「ロボットの猫」の画像が生成されました。
このように、プロンプトの単語を編集することで、好きな画像を作ることができます。
イラストが描けないWebデザイナーの私にとっては、夢のようなツールです!
使い方によっては、デザインのアイデア出しにも使える「Leonardo.Ai」です。
画像生成に限らず、ある分野において“独学で上達するためのコツ”ってあるのですが、
「Leonardo.Ai」はまさに上手い人の作り方を、もろ参照できるプログラムといっていいでしょう。
■イラストが上手くなりたいなら、プロのイラストを見ながら描いてみる。
■デザインが上手くなりたいなら、商業出版誌の表紙デザインを自分で再現してみる。
■YouTubeで再生回数を伸ばしたいなら、人気動画と同じ構成で作ってみる。
とか、まずは上級者のマネをするところから、始めていきましょう。
ミライクでは、どの分野での超初心者でも一から丁寧にご指導していきます。
AIで画像を作って、ただ遊ぶだけでも OK。
どんな経験でも日常や仕事で活かすことができれば、より毎日が豊かになってきます。
「Leonardo. Ai」の画像生成AIの楽しさと可能性を感じていただければ幸いです。
グラフィックデザインに興味のある方は、こちらもご覧ください!
↓↓↓
ミライクでグラフィックデザインをはじめてみよう!