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2017-06-22

人生は舞台か?

よいこのみなさんこんにちわ
そうでないひともこんばんわ
スタッフ上田です

長ったらしい話をひとつ
本気で誰一人読まないレベルの話をひとつ

今日はパフォーマンスアーティストの紹介と
ある心理学者の社会的実験を通じて

役を演じる、ということ
について考えたいと思います

マリーナ・アブラモヴィッチというパフォーマーが居ます

まずは、この人が1974年に行ったパフォーマンスから紹介します

さあ… 時を遡りましょう 1974年です 世界のどこかに ギャラリーがあります
その空間の中央には 23歳の娘が立っています 彼女の目の前にはテーブルがあります
その上には 76個の物があります 快楽や苦痛を与える物です
それらの中には グラスに入った水やコート 靴やバラがあります
一方 ナイフやカミソリの刃やハンマー 弾を1発込めた銃もあります
こんな指示が書いてあります
「私は対象です テーブルの上にあるものはどれでも 私に対して使って構いません
私は すべての責任を負います それが私を殺すことへの責任であろうと 制限時間は6時間です」

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このパフォーマンスの結果、6時間後に血だらけになったマリーナさん
銃を取った観客と止めようとする観客の乱闘騒ぎなどをへて
観客たちと彼女のパフォーマンスアートは完成されました

最初の1時間で彼女はナイフで着ていた服を剥ぎ取られ
その後多くの観客が彼女をカミソリやナイフで傷つけたそうです
遂に銃を手に取った観客が現われたときに、それを止めようとする観客が現れました

次に

心理学者フィリップ・ジンバルドーという学者の行った実験を紹介します

心理学者フィリップ・ジンバルドー (Philip Zimbardo) の指導の下に、刑務所を舞台にして
普通の人が特殊な肩書きや地位を与えられると、その役割に合わせて行動してしまうことを証明しようとした実験が行われた。
模型の刑務所(実験監獄)はスタンフォード大学地下実験室を改造したもので、実験期間は2週間の予定だった。
新聞広告などで集めた普通の大学生などの70人から選ばれた被験者21人の内
11人を看守役に、10人を受刑者役にグループ分けし、それぞれの役割を実際の刑務所に近い設備を作って演じさせた。

ジンバルドーは囚人達には屈辱感を与え、囚人役をよりリアルに演じてもらうため
パトカーを用いて逮捕し、囚人役を指紋採取し、看守達の前で脱衣させ、シラミ駆除剤を彼らに散布した。
背中と胸に黒色でそれぞれのID番号が記された白色の女性用の上っ張り (smock)、もしくはワンピースを下着なしで着用させ
頭には女性用のナイロンストッキングから作ったキャップ帽を被せた。
そして歩行時に不快感を与えるため彼らの片足には常時南京錠が付いた金属製の鎖が巻かれた。
更にトイレへ行くときは目隠しをさせ、看守役には表情が読まれないようサングラスを着用させたりした。
囚人を午前2時に起床させることもあった。ただし、これらの服装や待遇などは、現在ほとんどの国の本物の刑務所では見受けられず
実際の囚人待遇より非人道的であり、囚人待遇の再現性は必ずしも高くはなかった。

ちょっとイカれてる設定。これが通ってしまう70年代

次第に、看守役は誰かに指示されるわけでもなく、自ら囚人役に罰則を与え始める。
反抗した囚人の主犯格は、独房へ見立てた倉庫へ監禁し、その囚人役のグループにはバケツへ排便するように強制させ
耐えかねた囚人役の一人は実験の中止を求めるが、ジンバルドーはリアリティを追求し「仮釈放の審査」を囚人役に受けさせ、そのまま実験は継続された。

実験の中止

ジンバルドーは、実際の監獄でカウンセリングをしている牧師に、監獄実験の囚人役を診てもらい、監獄実験と実際の監獄を比較させた。牧師は、監獄へいれられた囚人の初期症状と全く同じで、実験にしてはできすぎていると非難。

看守役は、囚人役にさらに屈辱感を与えるため、素手でトイレ掃除(実際にはトイレットペーパの切れ端だけ)や靴磨きをさせ、ついには禁止されていた暴力が開始された。
ジンバルドーは、それを止めるどころか実験のリアリティに飲まれ実験を続行するが、牧師がこの危険な状況を家族へ連絡、家族達は弁護士を連れて中止を訴え協議の末、6日間で中止された。

しかし看守役は「話が違う」と続行を希望したという。

後のジンバルドーの会見で、自分自身がその状況に飲まれてしまい、危険な状態であると認識できなかったと説明した。ジンバルドーは、実験終了から約10年間、それぞれの被験者をカウンセリングし続け、今は後遺症が残っている者はいない。

ジンバルドーは、こうまとめています

実験の結果

権力への服従
強い権力を与えられた人間と力を持たない人間が、狭い空間で常に一緒にいると、次第に理性の歯止めが利かなくなり、暴走してしまう。

非個人化
しかも、元々の性格とは関係なく、役割を与えられただけでそのような状態に陥ってしまう。

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「まさか、そんなw」
というような話ですが実話です

でも2つとも1970年代の話
このような時代を経て、今の我々が暮らす2010年代が形成されているので
こういった人間の習性などを踏まえた上で数々の自己啓発が生まれています

たとえばこんな話

人生とは、与えられた舞台の上で、与えられた役を演じているようなもの

あなたが成功する物語を作りましょう
周りの人は皆感情を持ち、独立して生きている他人ですが
あなたが、思慮深く行動すれば
周りの人々はあなたを手助けしてくれる役を演じてくれるでしょう

それならば自らの望む姿を皆に祝福されるイメージで実現化しよう

私の持っている美しさを反映させた「なにか」を完成させよう
そのために素直な生徒になり、実現している進んだ生徒から学ぼう

満ち足りていれば邪悪さは消え
無理や負荷が貯まると自然と攻撃的になってしまうものです

己を知り、物語を作る
主役は自分です

人は、心の在り方によって、善人の役、悪人の役、高貴な役、平凡な役、どんな役でも演じることが出来ます。

どうか悩みを持つ皆さまが幸せで満ち足りた瞬間を感じて頂けますように
どうか悩みを持つ皆さまが必ず訪れる困難をしっかりと見つめ乗り越えられますように
どうか自分のことを完全な存在なのだと思い出してもらえますように

上田は上記を願う老人のような役を演じています

しかし、ラクダに乗っていながら
自分はスーパーカーに乗っていると思い込んでも

周りから見たら滑稽なだけですよね

そんなときは周りの人間からの助言を受け入れたり
自分自身で修正していかなくてはなりません

それはまた別の機会にお話ししますね


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